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今日の名言 格言 ことわざ

12月27日

 さあ、私は賽を投げる。そして現在または後の世のために一冊の本を書くことにする。
 私にとっては現在も後世も同じである。
 この本は、おそらく百年もの間読者を待つだろう。しかし私にとってそれはどうでもよいことだ。
  ヨハネス・ケプラー

 どんな用件でも午前4時に呼び出せるのが、親友です。
  マレーネ・ディートリッヒ

 聴く人と、歌う私の一番深いところが 歌を通してどこかで出会う、それは私の存在が届くことなのね。
 歌が届くことだけを願いながら、この三十年、歌ってきたような気がする。
  加藤登紀子



 腹減り男は腹立ち男
 人は、腹が空いてくると、怒りっぽくなる。

     

 「さあ、ねえ、これ、ほら、見て頂戴、本皮使用、本皮使用ですよ、
 雨にもめげず風にもめげず、どこへ持って行っても長持ちのする いいもんですね、はい、ほら、これ見てごらん、
 どう、ねえ、はい、はい、女学生の皆さん、ちょっとこっちへいらっしゃい、ちょっとこっちへいらっしゃい、 どう、はい、ほら、
 中学生高校生の皆さん、こっちへいらっしゃい、 どう、これ、手、手にとって見る、ねえ、どう、
 皆さん修学旅行はもうしましたか? まだしない、来年きっとします!
 さあて、ここにとりいだしましたるこの鞄、ねえ、かどは一流デパート赤木屋白木屋黒木屋さんで、
 紅白粉つけたお姉ちゃんから、ください、頂戴、お願いします、と、ほら、八千円から九千円くだらない品物、
 今日はそれだけくださいとは申しません!何故かと言うと、私は、山形県人が大好き!ねえ、いまだから言いましょう、
 私のお母さんが山形県の出身、そして、私の女房と妾が、恥ずかしながら、また山形県人、どう、ねえ、こうなったら大サービス!」寅次郎
 「己の愚かしさに気がついた人間は、愚かとは言いません
 己を知ってこそ、他人も知り、世界も知ることができる と言うわけです
 学問を始めるのに早い遅いはない
 子のたまわく、 朝(あした)に道を聞けば夕(ゆうべ)に死すとも可なり」住職
 「よう!越後屋相変わらず馬鹿か、己を知れよ!」寅次郎
 「大事よ、考えるって、 ほら、人間は考える葦(あし)だって言うでしょう」礼子
 「偉い人は足(あし)で考えんのかねえ、だとしたら、おめえ、 タコなんか一番頭がいいわけだよ、八本あるんだから、
 足が 俺なんかたった二本だからね、足が、それだって一杯飲んだら絡まって転んじゃうから
 よし!俺もいよいよここに学びのペンを持つか、労働者諸君!君らもハンマーを捨てペンをとれ!聞こえているか!」寅次郎
 「あっ!国の始まり、知ってる!大和の国!島の始まりは淡路島、泥棒の始まり、石川の五右衛門、助平の始まり、こだいらのよしお(小平義雄)、
 二、にっきのだんじょう(仁木弾正)お芝居の上での憎まれ役、知ってる?先代萩の中に出でくる敵役
 三、さんさんろっぽでひけめがない、さんで死んだが三島のおせん、 おせんばかりがおなごじゃないよ、
 かの有名な小野小町が京都は極楽寺坂の門前で三日三晩飲まず食わずに野垂れ死んだのが三十三
 これねえ、縁日で俺たちが使う口上、うん、まだあるよ、
 四谷赤坂麹町チャラチャラ流れる御茶ノ水 粋な姉ちゃん立ち小便 面白い?」寅次郎
 「ううんん、面白い」礼子
 「もっと教えてやろか?」寅次郎
 「ううんん、教えて」礼子
 「また笑ってる、真面目に勉強してんのかねえ」つね
 「大した(田へした)もんだよ、蛙の小便」寅次郎
 「見上げたもんだよ、屋根屋の褌、ってなもんだろ」田所
 「知ってるねえ」寅次郎
 「いいかい、ああ、いい女だなあ、と思う、その次は、話がしたいなあ、と思う、ね、その次は、もうちょっと長く傍にいたいなあ、と思う、
 そのうち、こうなんか、気分がやらかあくなってさあ、ああもう、この人を幸せにしたいなあ、と思う、
 も、この人のためだったら、命なんかいらない、も、俺死んじゃってもいい、そう思うの、それが愛ってもんじゃないかい」寅次郎
 「…なるほどねえ…」田所
 「大都会の片隅にコツコツと勉学に勤しむ私たち苦学生にとりまして、片時も忘れられないのは故郷のことでございます、
 上と下の瞼をやんわりと閉じますと、 思い浮かびますのは、故郷に残してきた優しいお母さんの顔、
 ほら、お母さん!これが卒業証書だよ、一刻も早く母親の喜ぶ顔が見たい、しかし、皆様もご承知の通り、私はこの通り苦学生であります、
 生活に追われるあまり、勉強を思うに任せません、去年の三月僅か一冊の参考書が買えないばっかりに、とうとう卒業試験に落ちてしまいました、
 あっ、お母さん、どうもお買い上げくださいまして、はい、ありがとうございます、どうもありがとうございました、
 はい、あっ、学生さん、あなたも、はあ、どちらですか?」寅次郎
 「東大法学部です」源公
 「そう、法学部、じゃあ同士だ、大いに頑張ろう!二百円です、ありがとうございました」寅次郎
 映画「男はつらいよ 葛飾立志篇」第16作(1975年12月27日公開)から



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